【初耳学】で田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい」について紹介されました!

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2019年8月18日放送の初耳学でSNS時代に必要な文章術について紹介されました。
SNS時代に必要な文章術を教えてくれたのは「読みたいことを、書けばいい」の著者、田中泰延さん(49歳)です。
「読みたいことを、書けばいい」は、発売から1ヶ月で6万部を突破しているベストセラー。
著者の田中さんはコピーライターとして電通に24年間勤められて、2016年46歳で退職。
印象的な文章をぎゅっとまとめて作る言葉のプロフェッショナルです。

田中さんが退職後名乗った肩書きが「青年失業家」

林先生は「青年」という言葉と「失業」という言葉を使って

・今までになかった組み合わせを作る能力
・ワードの力が強い

ということを話されていました。

言葉のプロ直伝の文章術

エントリーシートの書き方

エントリーシートは多くの企業の採用試験で用いられる自分をPRするための書類です。

著者の田中さんが電通に提出したエントリーシート

・自己PR:トラック運転手

・志望動機:御社が私を必要としているように感じたので

・長所・短所:博覧強記、質実剛健

・学生時代がんばった活動、それによって身につけた入社後に活かせること:4トントラックのことならなんでも聞いてください

・今までで1番苦労したこと、その対処法:普通自動車運転免許の仮免試験に3回も落ちたのに、その後トラック運転手になってしまったこと

・10年後のビジョン:社会に適切に振り分けられ、誰かの役に立って報酬を受け取っているでしょう

・尊敬する人とその理由:父。結婚を6回したので

・あなたの座右の銘(キャッチコピーでも可)とその理由:私は、ハンカチ主義者です

田中さんは早稲田大学の夜間学部に通い、日中はトラック運転手として働かれていたそうです。
自分の経験をいかにわかりやすく会社側に伝えるか。
そして、どのように書けば興味を持ってもらえるか。
読む相手のことを徹底的に意識していたそうです。

エントリーシートの質問項目にびっしり書く人がいますが、何百人ものエントリーシートを読む採用担当者の立場になってみると、
読みたくなくなるのではないかと思い、これだけはわかってもらえるんじゃないかということをキャッチコピーのように1行ずつ書いていったそうです。

書くことの本質を端的にわかりやすく表現されているこの本の中で、林先生がもっとも共感したのは

・物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛(きゅうわりきゅうぶごりんろくもう)

「書く」とは
ものごとに触れて、こう思ったということが書くということですが、
最初から「私はこう思った」ばかり言っても全く面白くない。

つまらない人間とは「自分の内面を語る人」

ツイッターでも、つまらないツイッターをしている人は、
朝起きたら「眠い」とか書いている人。
朝は誰でも眠いんじゃい!って思うので
心象が出てくるとだめなんだそうです。

・調べていることや、どこかから聞いた知識があれば、そこにくっつければ聞いてもらえる

SNSで自分の気持ち(めっちゃ眠い、疲れた〜、お腹すいたなど)を投稿する方は多いと思いますが
これだけでは他の人に全く響かないそうです。

5.1万人のフォロワーがいる田中さんのツイート

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<1>

「涙」っていい感じだよなあ。

水を、戻すんだよ。

雨が降って、川になり、いつしか水があなたの中にやどり、またこの世界に戻っていく、
それが「涙」なんだ

って適当なこと書こうとして念のため字源調べたら

「耳を立てた犬」

とか出てきて最高にわけわからない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
<2>

「なぜあの人と知り合ったのだろう?」と考えたとき、
別の人からのお話に「はい、わかりました。がんばります」と
答えたからそうなったことばかりで、それはたった2年ほどのことで、
会社員24年やっててもなかなかそうならんかったので、
とにかく生きたいように生きるとしんどいこともあるけど楽しい

・・・・・・・・・・・・・・・・・
<3>

関ヶ原の合戦で名前が出てくる人ですね。

調べたところ

「田中氏は「寛政重修諸家譜」によると近江国高郡田中村の出身であった。
また先祖は近江源氏高島氏の一族で田中城の城主であったともいわれる。
織田信長の高田郡進攻により田中氏は当時は機農していたとされる。」

おお、ニセ系図作るぞ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

この3つの文章の中で、自分の気持ちが述べられいるのは

<1>→最高にわけわからない。

<2>→楽しい

<3>→おお、ニセ系図作るぞ!!

最後の一文だけですね。
つまり、綿密にリサーチした部分が9割9分5厘6毛。
残りで自分の気持ちを述べているんですね。

これが人に読まれる文章、人に響く文章の基本だそうです。

情報の調べ方

現代はネットで簡単に調べられますが、5つのサイトに同じことが書いてあったら
「これ本当じゃないかな」
と思って、
「調べたところこうです」
と書いてしまうそうですが、

全部同じコピー元で全部間違えている

ということがしょっちゅうあるそうです。

・その次はどこで調べるか

林先生によると、これが書いてある本は意外とないそうです。

正確な情報の入手方法は図書館を利用すること

普段インターネットからのみ情報収集している人からしたら、以外な情報収集法かもしれないですね。
田中さんが特に相談するのは、図書館の司書さんだそうで、
こちらが「こんなことを調べたいです」というと、
向こうから逆に「こういうジャンルじゃないんですか?」など質問をしてくれるそうです。
そして資料を持ってきてくれたり、この図書館にはないけどあっちの図書館にはありますよなど
全部教えてくれるそうです。

書くことはコミュニケーション能力を伸ばすこと

林先生の3分間授業

「読みたいことを、書けばいい」の著者、田中さんは、初耳学をはじめいろいろなマスメディアに紹介されて、
著作も6万部を突破し、すでに起業に成功されたといっていい状況ですが、
文章を書くといっても書いたことによって炎上したり、マイナスな状況を引き起こしている人もいらっしゃいます。

その違いはいったいどこにあるのか?

・田中さんは書くことの本質を本当によく理解されている

ということが言えます。

人はなぜ文章をかくのか?

何か伝えたいことがある。

こう思った、こう感じた…

でも、それは読んでいる側はいやになる。

何かの思いを伝えるにあたってそれを伝える材料としての事柄「事象」

「気持ち」と「事象」の関係をきちんと組み立てる

このための原則が

・物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛

という言葉になります。

とことん事実に支えられた文章を仕上げて、そこに自分の思いをのせる。

そして、調べるにあたっては

・一次資料の重要性

についても本で述べられています。

どこかのネット記事の文章を使っているものはたくさんありますが、それでは人の心に届かない。

田中さんの本は、文章や情報が溢れかえっている現代だからこそ、原点に帰ることを教えてくれている。

ものを書くことの本質をわかっている人
文章で人との関係をひらくことをわかっている人だからこそ
あのエントリーシートになり、電通で採用された、
新たな関係をひらくことができた。

「書く」ということは自分の人間関係を開いていくこと

私たちは毎日言葉を使っていますが、1つ1つの言葉の積み重ねで人間関係を開いていて、
そう考えるとこの文章は、本にとどまらなくて、
コミュニケーションの基本そのものまで私たちにヒントを与えてくれているといえます。

世の中にはあいさつひとつで
「なんだあいつは」
と言って、人間関係を閉ざしてしまう人さえいます。
あいさつを失敗してバサっと見切られてしまうことは実際に世の中にある。

どういう言葉を使って
どんな風に関係を開いていけばいいのか?

どうしても自分語りをしたくなる、でも本当はそれはつまらない。
でも最終的には自分の思いを伝えたい。

言葉という無量であるがゆえにどんな風にも使えてしまう、大きな影響力を持つツールを
どう使えばいいか私たちに教えてくれている、原点を目覚めさせてくれる貴重な1冊。

とのお話でした。

※無量…はかり知れないほど多い、大きいこと。

まとめ

林先生が

書くってこういうことなんだよ、
コミニケーションはこういう風に切り開くんだよ

ということを、この本で生徒さんに伝えたいと話されていたのが印象的でした。

林先生も書くことにはこだわりがあるので、読み始めたらおもしろくて仕方がない内容とのこと。
私もこのようなブログなど書いているので、田中さんの本をさっそくAmazonで注文してみました。
届くのが楽しみです。

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