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2019年8月14日放送の「趣味どきっ!」で血行が変わる自律神経セルフケア術について紹介されました。
教えてくれたのは順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生です。
小林先生は自律神経研究のエキスパートで、日本初の便秘外来を開設された先生です。
目次
自律神経セルフケア術全8回 第1回「血行が変わる」
自律神経とは?
自律神経って形のない良くわからないものというイメージですが、小林先生がわかりやすく解説してくださいました。
自律神経は脳や脊髄などの中枢からすべての内臓をコントロールしているそうです。
背骨の脇を通っている神経で、すべての臓器は自律神経とつながっているんですね。
初めて自律神経の実態を知りました。
自分の意思で心臓や胃の動きを止めることはできませんが、
自律神経は私たちが起きていても寝ていても自分の意思とは関係なく全部の臓器をコントロールしてくれているそうです。
素敵な人を見てドキドキするのも、きれいな風景を見てほっとするのも、全て自律神経の働きによるものだったんですね。
自律神経は体のどこにあるのか?
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、脊椎の脇をそれぞれ
通っているそうです。
・交感神経は脊髄に沿って全身に働く
・副交感神経は枝分かれしながら行き渡る
この2つの神経がお互いに協力し合いながら臓器をコントロールしているそうです。
また、
・交感神経は緊張や興奮
・副交感神経はリラックス
昼は交感神経、夜は副交感神経が優位に働くとバランスがよいそうです。
血行は自律神経の良し悪しで決まる
冷えの対策は血行を良くすること
・血行を良くすることが健康にとってもっとも重要
夏なのに冷えるのは
冷え=血行が悪い→交感神経が働きすぎて血管が収縮してしまい、血液が末端まで行き渡らないのが原因
とのことで、小林先生が自律神経を整える呼吸法と、血行を良くするエクササイズを教えてくださいました。
自律神経を整える呼吸法
ゆっくり呼吸法のやり方
・足は肩幅に開いて手は楽な位置におきます
・鼻から4秒吸う
・口をすぼめて8秒吐く
・回数は5回続ける
・1分間
まずは1日1分間(5回)から始める
慣れてきたら回数を増やしていく
継続が重要とのことです。
4秒8秒がつらい方は3秒吸って6秒吐くでもいいそうですよ!
これが1セットになります。
ゆっくり呼吸法でリラックスすることで副交感神経が優位になり、血流が良くなるそうです。
血行を良くするエクササイズ
簡単スクワットのやり方
・足を肩幅に開き、背筋を伸ばして腰をゆっくり下ろします
・足を曲げる時にひざは90度より深く曲げないようにします
・1日10回が目安です
太ももを鍛えることで下で澱んだ血液を引き上げてあげるという効果があるそうです。
ご高齢の方でもイスを持つので安心して行えるとのことです。
まとめ
自律神経ってよく聞く言葉ですが、小林先生のお話で初めてはっきりとどういうものであるのか、
どのような形で私たちの体の中に存在しているのかを知ることができました。
緊張状態だと血流が悪くなるなど、身に覚えがありすぎてひざを打つことの連続でした。
番組で教えていただいた「ゆっくり呼吸法」と「簡単スクワット」は今日から取り入れて
継続していきたいと思います。
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