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2020年4月14日放送のこの差って何ですか!?で
金額以上の価値があるプレミアム硬貨について紹介されました。
教えてくれたのは新橋スタンプ紹介コイン鑑定士の
寺田実さんです。
目次
プレミア硬貨とは
・昭和64年に発行された500円玉は1500円と
3倍の価値がある
・平成14年に発行された50円玉は4倍の200円
私たちが普段使っているお金の中には
他の年に比べて発行枚数が少ないなどの理由で
金額以上の価値がある「プレミア硬貨」が存在しています。
寺田さんによると、プレミア硬貨は発行枚数が少ないとはいえ
かなりの枚数を作っているので私たちのお財布の中に
入っている可能性は高いんだそうです。
特に昭和と平成の硬貨は令和になった今では
もう作られることがないので価値が上がっていくと
言われているそうです。
昭和のプレミア硬貨ベスト5
・5位《昭和62年の500円玉:4倍》
昭和62年発行の500円玉は4倍2000円の価値があります。
硬貨は1番多い時は6億枚作っているそうですが
昭和62年は270万枚とかなり少なかったそうです。
コインは劣化しないと枚数を多く造らないので
今までたくさん作っていたコインで劣化したものが
少なかったのでこの年は少ししか造られなかったとのことです。
・4位《昭和33年の10円玉:10倍》
昭和33年発行の10円玉は10倍100円の価値があります。
理由は発行枚数が少ないからになります。
・3位《昭和32年の5円玉:50倍》
昭和32年発行の5円玉は50倍250円の価値があります。
昭和32年発行の5円玉は通常の5円玉の「五円」という
硬貨の書体がゴシック体なのに対して昭和32年は楷書体で
造られています。
これは昭和24〜33年(昭和29、30、31年を除く)に
発行されたもので、その中でも昭和32年のものは
極端に数が少ないため現在は50倍の価値になっているそうです。
・2位《昭和62年の50円玉:60倍》
昭和62年発行の50円玉は60倍3000円の価値があります。
理由は発行枚数が少ないからになります。
・1位《昭和61年の10円玉2000倍》
昭和61年発行の10円玉は2000倍20000円の価値があります。
ただ、全てというわけではなく条件があります。
昭和61年に発行された10円玉には「前期と後期」という2つの型があり
10円玉の裏側の平等院の門の下と階段の枠の横線幅に違いがあります。
・前期は階段として掘られた線幅が広い(門と階段の間の枠は狭い)
・後期は階段として掘られた線幅が細く段が広い(門と階段の間の枠が広い)
2000倍の価値があるのは後期の方になります。
平成のプレミア硬貨ベスト5
・5位《平成13年の100円玉:7倍》
平成13年発行の100円玉は7倍700円の価値があります。
理由は発行枚数が少ないからになります。
・4位《平成21年の5円玉:40倍》
平成21年発行の5円玉は40倍200円の価値があります。
理由は発行枚数が少ないからになります。
・3位《平成22年・23年・24年・25年の50円玉:60倍》
平成22〜25年発行の50円玉は60倍3000円の価値があります。
理由は発行枚数が少ないからになります。
・2位《平成22年・23年・24年・25年の5円玉:600倍》
平成22〜25年発行の5円玉は600倍3000円の価値があります。
理由は平成23年にSuicaを始めとする電子マネーが普及し始めて
世の中がキャッシュレス化になっていきました。
1円玉と5円玉は需要があまりなくなったので
発行が極端に抑えられて稀少性が上がりました。
・1位《平成23年・24年・25年・29年・30年の1円玉:3000倍》
平成23年・24年・25年・29年・30年発行の1円玉は3000倍3000円の価値があります。
理由は発行枚数が少ないからになります。
令和のプレミア硬貨「令和元年の1円」
寺田さんによると、令和元年発行の1円はプレミア硬貨で、
3000倍以上の価値になる可能性があるそうです。
1円に3000円以上の価値がついた理由は、
先ほども出てきたキャッシュレス化によりますます1円玉で
支払いをする機会が減り、造られる枚数が減ったからになります。
それにより稀少性が増して価値が上がったそうです。
まとめ
確かに、令和元年はPayPayや楽天Pay、
メルペイなどなど電子決済が増えましたね。
自分の財布の小銭を確認してみたいと思います。
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