【ZIP】伝説のシューズ職人ミムラボの三村仁司さん!松田瑞生選手も絶賛のシューズ工房に潜入

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2020年2月25日放送のZIP伝説のシューズ職人三村仁司さん(71歳)が紹介されました。
紹介してくれたのは日本テレビアナウンサーの田中毅さんです。

女子マラソン松田瑞生選手も愛用!伝説のシューズ職人「三村仁司さん」

三村さんの靴以外まだ合った靴が見つかっていない

東京オリンピックまで150日。

先月、大阪国際女子マラソン優勝した松田瑞生選手(24歳)。

日本歴代6位2時間21分47秒の高記録で話題になったのは
松田選手のシューズです。

松田選手が愛用しているのは、今マラソン界を席巻している
ナイキの厚底シューズではなく

・ニューバランスの薄底シューズ

になります。

大阪国際女子マラソンの一夜明けた会見で
松田選手が語られていたのが

三村さんの靴以外まだ合った靴が見つかっていない

この三村さんとは一体どんな方なんでしょうか?

シューズ工房M.Lab(ミムラボ)

兵庫県加古川市にある三村さんのシューズ工房M.Lab

三村さんは松田選手のシューズだけではなく、

・バルセロナオリンピック銀メダル有森裕子選手

・シドニーオリンピック金メダル高橋尚子選手

・アテネオリンピック金メダル野口みずき選手

などなど、すごすぎる数々のトップアスリート達の
シューズを手がけられてきました。
野口選手は走り終えた後にシューズにキスをして

「三村さんにありがとうと言いたかった」
「一緒に走ってきた靴にお疲れさまという意味も込めて」

とコメントされていたのが感動的でしたね。

三村さんがシューズづくりで1番大事にしていること

田中さんの

「最近は厚底シューズが話題になっていますが」

という質問に、

「厚底とか薄底は関係ない」

「選手に合っていればいい」

靴底の厚さ薄さではなく、もっとも大事なのは

・選手に合っているかどうか

と答えられていました。

高橋尚子選手に作っていた驚きのシューズ「左右不ぞろいのシューズ」

2000年、シドニーオリンピックの1年前。
高橋選手は

・左足のマメ
・左股関節の痛み

に悩んでいました。

世界選手権に同行した、当時アシックスの三村さんは
高橋選手のマッサージなど足のケアも担当。

その時三村さんは高橋選手の

・左と右で脚の長さが違う

ということに気づかれたそうです。

左右の脚の長さが全く一緒という選手はほとんどいないそうで
選手により1cm違う人もいるんだそうです。

高橋選手も詳しく測定すると左脚が8mmも長いことがわかりました。

これが原因で左脚に大きな負担がかかり、
左股関節の痛みが生まれていたことが判明。

そこで三村さんは左右で厚さの違うシューズを作り、
脚の負担が均等になるようにしました。

すると高橋選手はマメもできなくなり
走りやすくなったそうです。

しかし高橋選手は

「オリンピック本番だけは厚さを変えないでください」

と言ってきたそうで、理由は

・厚さが違う靴を履いたら精神的に前向きに走れない

左右の厚さが違う靴を履くことでメンタルが乱れるので
オリンピック本番で履くことを拒否した高橋選手に三村さんは

・誰にも言わないで黙って左右不ぞろいの靴を作った

左右不ぞろいの靴の方が絶対に負担がかからないという
確信があった三村さん。

黙って左右不ぞろいのシューズを高橋選手に渡したそうです。

何も知らない高橋選手はシドニーオリンピックで
日本女子史上初の金メダルを獲得しました。

あとで三村さんが高橋選手に

「靴どうだった?」

と聞くと

「最高でした」

と言ってくれたので
その時初めて

「靴の厚さを変えてよかった」

と言ったら

「え〜!そうなんですか!」

と驚かれていたそうです。

三村さんも高校時代は長距離インターハイ選手

三村さんご自身も高校時代は長距離インターハイの選手として
活躍されていて、

・選手の足に合った靴を作りたい

という思いから高校卒業後、
スポーツメーカーオニツカ(現:アシックス)に入社。

それから40年以上トップアスリートのシューズを手がけて
こられました。

現在はニューバランスの専属アドバイザー

定年退職後の2009年にシューズ工房ミムラボを設立。

現在はニューバランスの専属アドバイザーとして活躍されています。

撮影禁止のミムラボに潜入

ミムラボでは主に長距離を中心としたトップアスリート向けの
シューズをオーダーメイドで製作しています。

靴を作る前にまず行うのが脚の測定

田中さんの足をかなり細かく測っていきます。

どこが弱いとかどこが悪いとか
すぐにわかるそうです。

また、ここからは撮影禁止でしたが
関節の柔軟性など様々なことも測定していきます。

これらの計測時間約20分
測定が完了すると

・28cmの靴

がベストという結果になりました。

田中さんの普段のサイズは27か26.5。

三村さんによると足で1番はじめに疲れるのが

・前脛骨筋

が張ってくるそうです。

田中さんにも心当たりがあるそうで、毎日ジョギングをしているそうですが
走っているといつも前脛骨筋が痛くなってくるとのこと。

理由は靴のサイズが1cm小さくて合っていないため、
左右の足にかかる力のバランスが悪いからだったんですね。

田中さんのシューズ作り

シューズは大きく分けて

・靴底の「アウトソール」
・クッション部分の「ミッドソール」
・足を包み込む上部分の「アッパー」

3つの構造になっています。

アッパーだけでも分解するとたくさんのパーツが
あることがわかります。

小さな部分は手作業で、靴底もミシンで
データを元に作られたパーツを縫い付けて
成型していきます。

履いた選手に違和感がないように丁寧に研磨して
アウトソールを接着したら完成です。

足の計測から靴の完成までかかる期間は約1ヶ月

スタッフさんが15人いても1日わずか20足しか
作ることができません。

市民選手からプロ選手まで、その選手に合った
オンリーワンのシューズを作られています。

コースに合わせた独自のシューズ作り

三村さんがもう1つこだわっているのが

・走る場所によって変わるグリップ性

実際のコースに出て路面状況をチェック

野口みずき選手が走ったアテネのコースも実際にチェックして
滑りやすいことがわかったので、アウトソールの部分に
もみがらを混ぜて地面との引っ掛かりを作るようにしたそうです。

まとめ

「東京五輪ではどのような形で選手たちをサポートしたいですか」

という田中さんの質問に、

「いつも通り選手の足に合った靴を提供するだけです」

と答えていらっしゃいましたが、
選手が活躍する舞台裏にはこんな
すごい人が関わっているんだなと思いました。

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