一重まぶた炎上とルッキズム!論争を呼んだ整形アイドル轟ちゃんの「一重まぶたの呪い」はどのようにして解き放たれたのか!?【クローズアップ現代+】

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2019年11月13日NHK放送予定のクローズアップ現代+で追跡!トレンドワード「一重まぶた」炎上の深層について調べてみました。

SNSのトレンドワードを1週間徹底追跡!総額1000万円、まぶた整形のアイドルを直撃取材

一重まぶた炎上の深層

なぜこの言葉が関心を集めるのか?という身近なトレンドワードのひとつが「一重まぶた」。

まぶたの形によって不利益を被ったつらさを発信して炎上した背景には

ルッキズム(外見にもとづく差別)

という社会問題が浮かび上がります。

特に最近は女性の容姿に関するトレンドワードが多くあり、その一つは

・メガネ禁止
女性だけがメガネを禁止されている企業や業界の存在が話題に。
(受付の人は冷たく見えるからメガネ禁止など)

また、

・アスリートの化粧禁止

・献血を呼びかけるポスターに胸の大きな女性の絵が描かれている

ことについての議論などが行われています。

容姿に関連する言葉の背景を深堀していくことで、

・女性が直面する不条理

という現代社会の問題がひもとかれていました。

二重まぶた信仰という呪い

整形アイドル轟ちゃんを取材した番組ディレクターの占部稜さん(30歳)も
一重まぶたの呪いの中にいます。

きっかけは中学生の時にお母さんに突然整形を勧められたこと。
関西人であるお母さんに、

「二重にして鼻筋を通せば、稜くんもイケると思うよ!」

と関西特有のあけすけな冗談トークを言われたそうです。

おそらくお母さんはそこに何かの意味や悪意はなかったのだと思いますが、
中学生の占部さんはその時から

・自分は一重まぶただから容姿がイケてない

と意識するようになったそうです。

容姿以外で勝負しなければと、お笑いのおもしろフレーズをメモしたり
アルバイトで得たお金は洋服につぎこんだりされたそうです。

その甲斐あって初めてできた彼女。
しかしその彼女に

・自分のことを好きじゃない人を好きになれない

と言われてふられたそうです。

一重まぶた論争!一重が嫌という悩み

ツイッターの一重まぶたについてのつぶやきには

・私も一重まぶたで悩んでいます
・整形も考えています
・メリットはないです

など多くの悩みとその共感の声が存在します。

なぜ一重まぶたでこれほど悩みが深いのか?
占部さんが整形アイドル轟ちゃんに取材されました。

一重から二重にした整形YouTuber轟ちゃんの話

轟ちゃんはフォロワー数36万人超えの超人気女性YouTuberです。
これまで整形に使った費用は1000万円以上。

3年前から整形についての経験を発信されていて
整形のネガティブな側面も含めて全て公開されています。

轟ちゃんと占部さんのお話をまとめると

・最近は一重もいいという意見も出てきて価値観が多様化してきた。

・多様化したことは良い傾向だが、自分の価値観を他人と共有しようとすることで
共有できない相手を攻撃して排除しようとする傾向があるのではと感じる。

《まだ多様性の傾向についていけず、理想の容姿を追い求めてしまうという占部さんに対して》

・自分で自分の美を追求するのはOK。

・しかしその価値観を「善悪」「正誤」で線引きして他人にぶつけ、争いたがる人もいると感じる。

・顔は他人を攻撃したい人がもっとも簡単に攻撃できるところ。

《容姿に関する生きづらさで女性と男性で同じ点と違う点》

・顔だけで見られるのは男性よりも女性の方がよくあるのではと感じる。

・女性は様々なファッションがあるが、顔がかわいくないからその服は似合わないと言われたこともある。

・男性の方が顔ではなくファッションはファッションとして見てもらえるように感じる。

・最近はクリニックにも年齢問わず男性が増えてきているので、男性で顔に悩んでいる人は多いように思う。

・(轟さんのファンの方で)トランスジェンダーの人で顔のことで悩んでいる方もいる。

轟ちゃんは一重の呪いから解放されたのか

・二重を4回手術した。今となれば世間の美しいという基準に踊らされていた。

・一重の呪いが解けたのは、幅広二重から今の奥二重に戻した時。
(ちょうどYouTuberの仕事/好きな仕事を始めたタイミング)
世間の美しさの基準で言えば幅広二重の方がかわいいけど、
堂々と「自分に似合うのは奥二重」と言えるようになった。

・呪いから解き放たれるには、自分が自分に納得することが大切。

・幸せとは自分の顔を気にしないこと。

・自分の心の隙間を埋めるために整形していたところがある。

・好きな仕事をしていたり、友人に恵まれていたら整形していなかったかもしれない。

《占部さんご自身が一重の呪いから解放されるにはどうしたらいいかという質問に対して》

・一重が悪い、二重が良いと善悪を決めすぎているように思う。

・それは本当に呪いなのか?

・良い悪いの基準は時代などによっても変わる。占部さんの目は目頭が切れ込んでいてクールという良いところがある。

外見主義の側面をどう変えていくのか?

《私たちの社会は容姿とどう向き合っていくのか》

・メガネの女性は冷たく見えるというのは相手を風景のように認識しているのいるのかもしれない。

・だからといって女性を見るなとも言えないし、外見主義を攻撃しすぎても愛ですぎても偏りが生じる。線引きが難しい。

・女性もここまではよくてここからはNGと人によって考え方は様々。

・外観主義と当事者の価値観を完全に一致させるのは難しい。取り締まりすぎて自由がなくなるのも違うと感じる。

・目で見て不快だから、目で見て楽しいからではなく「なぜそうするのか」という理由の説明はほしい。

・こうした状況を変えていくには、リアルな関係で連鎖させていくのが良いのではないか。

・誰かが問題を発信することでそれを受信した人は考えるようになり、考えが変わることもある。

・自分のような人間が少しずつ問題提起をして種をまくことが大事だと考えている。

私の美意識が許さないから美しくないのか、世の中(他者)が美しくないないと言うから美しくないのか

占部さんは轟さんと話をする中で、自分の一重まぶたについて自分の美の基準が許してないだけなのか、世間という他人が許さないから認められないのか分からなくなってきたという内容のお話をされていました。

轟さんも一重まぶたについて悩み、やれることはやってきたから見えてきたものがあるんだろうなぁと感じます。

容姿について過度に気にする傾向は私にもあるのですごく共感できる内容でした。

容姿についてなぜ気にするのかと自分に問いかけてみると、自分の感覚よりも
他人からどう見られるかを基準にしている自分に気付きます。

・美しくないと価値がない
・若くないと価値がない
・健康じゃないと価値がない

様々な思い込みに縛られていると、ありのままの自分が認められない(=自分で自分を否定している)から苦しくなるんだなと。

リアルな関係での連鎖により、関わった人たちが自分にどのような善悪や正誤の思い込みがあるか気付いていくことで、その思い込みは世界のいろんな考えの中の1つにすぎないんだと認識できれば、自由で生きやすくなるのかなと思いました。

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